封切り二日目。 席数157の【SCREEN1】の入りは七割ほど。 〔カラーパープル〕は1985年の『スティーヴン・スピルバーグ』監督による{ストレートプレイ}版(正しい表現ではないのだが{ミュージカル}の対語として)も観ているがその時とは鑑賞後の感じ方が随分と異なる。 強いて言えば、前作は黒人女性の「リベンジ」を含めた「自立」の物語り、対して本作は大いなる「許し」「寛解」の物語り。 今回『スピルバーグ』は製作として名を連ね、『クインシー・ジョーンズ』はおそらく音楽関連だろう同様にクレジットされており。 原作者の『アリス・ウォーカー』は娘の『レベッカ』と共に製作総指揮としての立場だがその影響もあ…