250 G Tシリーズの最後を飾るフェラーリ 250 G T / Lは、スタイリングから装備まで、フェラーリが最上の洗練を施して送り出したモデルである。名称のL(ルッソ=ラグジュアリー)が示すように、豪華さが前面に押し出されているが、ロードカーとしてトップレベルの走行性能も備えていた。 フェラーリ 250 GT/L ㊳ フェラーリ 250 GT/L ㊳ エンジン:フロント縦置き 60度V型12気筒、ボアストローク73mmⅹ58.8mm 総排気量:2953.21cc 最高出力:250㎰/7500rpm 最高速度:243.5km/h 製造年度:1962年~1964年 生産台数:約350台