フォト短歌

友チョコの味笑む君が本当に告げるは誰かどれにしようか--------------- 今や全然関係なくなったが、娘が小学校３年から中学まではチョコまみれになる２月の連休だった。「友チョコ」が登場したのは21世紀になってかららしい。バレンタイン商戦は馬鹿げていると思いつつ、世の中の流行事と、そして、娘の学校の人間関係に触れる機会でもあったので、私も巻き込まれる振りをして…実際巻き込まれていた笑。中学になると娘はクラブや塾で忙しい日々。ああ、このままだと最後チョコが足りないラッピング袋が足りないと夜中にギャーギャー騒動になる危機を感じ、優しいお母さんはあらかじめ多めに仕入れておく。台所はべたべたにな…

イェスさまも洗ってくれたねそうだよねだから私も洗うんだよねぇ------------- 最近、母の足を洗うことがある。在宅介護での半年、ショートステイでお風呂に入っているし、訪看さんに清拭もしてもらってるし、…と実はしてこなかった。ふと、昔ホームヘルパーの勉強をした時、ベッドの上で足だけでもお湯に浸して洗うと気持ちいいですよ、足が無理なら手だけでも、と習ったことを思い出す。写真を撮ろうと思ったのは金たらいが珍しかったから。味わいがあるよね。 母は「イエス様も洗ってくれたね」といつも言う。「そうだね」と私。「イエス様はどんな気持ちだったと思う？」「さあ」。 確かに、洗うとなると服が濡れる可能性が…

幸せな時間を君に呼び覚ますそんな匂いになれますように----------- グリーフケアの学びの中で、五感では臭覚が最も記憶と結びつくという話が出ました。記憶をつかさどる脳の海馬に直接的に信号を送ることができるのだそうです。情報量は視覚が一番だし、コミュニケーションには聴覚が重要だれけど、記憶は匂いなんだ。潮の香り、おばあちゃんちの匂い、夕方の匂い、冬が近づく匂い、子どもが風邪をひいた時の鼻の匂い（笑）。 今年も金木犀が甘く香っています。金木犀の匂いに悲しい思い出のある人には辛い期間かもしれません。幸せな匂いをいっぱい嗅げる秋になりますように。

今日の日も同じくらいに眩くて語らう友の一回の青----------所用で東京に行ってきました。せっかくなので会いたい人に会ってきました。カウンセリングの学びで出会った友達と一緒に海を見に行きました。空が青く、海も青かった。こんな歳になってからでも友達ってできるんだねーって、いつも話しています。友達の一人が浜辺で讃美歌を歌ってくれました。私は知らない歌で、最後の一足までも…っていう歌詞だった。感動しました。ありがとう。

本当はどう思とるん？一度だけ聞いていいかな春の道なら--------雪柳の道 ここでなら聞ける気がする今度 一緒に歩こう

レントリリー今日は十二こ咲いたよと春待つ母の数え歌なり---------- ラッパ水仙はレントリリーとも言われるそうです。復活祭前のレント（四旬節）のころ咲くからでしょう。これは真ん中の筒状のところが短いのでラッパ水仙ではないですね。昨夜の雨の続きで曇ったままの帰り道。 10年ほど前、お花の好きな友達から来た手紙に「昨日はラッパ水仙が12個、今日は24個咲いていました」と書いてあったのです。花好きの母の姿が重なりました。 実は２年前にもこのブログに載せたのですが（その時も読んで下さった方、ありがとうございます）、実は、今日重大な間違いに気づきました。短歌の31文字、小さい「っ」や伸ばす「－」は…

どこまでも続くなんて思わないだから今日も走って行くから---------阪神電車に乗りました。電車が接近するときに流れる駅メロは「せーんろーはつーづくーよー、どーこまーでも－」。昔、阪神電車で通勤していた頃があり、その後たまに利用する時も、このメロディーを聞くと「ああ、今日も仕事か…」気分になってしまいます。

キャンサーとは英語でcancer、がんのことを言う。 がんになって新たに気付かされたことがあったり、新たな出会いがあったり、感謝する出来事が起きたりすることを「がんからの贈り物」というらしい。 この言葉を知ったのは、つい最近で、2023年12月NHKで放送された「礼文島からの贈り物――杣田美野里（そまだ・みのり）のメッセージ」の再放送を2024年10月に見たからである。 写真家であり、歌人の杣田は東京都出身、武蔵野美術大学卒業後、新聞社でアルバイトをした後、27歳で写真家をめざし独立。 37歳の時、やはり写真家の夫である宮本誠一郎と娘の家族で礼文島に移住。 1995年の39歳の時、夫とともに礼…

こんにちは。気温が夏並みになってますね！今日の東京は晴れ☀ 日中は、点訳、「あおい」の事務的なことをして過ごしました。 桜もほとんど緑が目立っています🍃桜は1割程度空高くの枝に淡く手煌めいてます🌸 東京 錦糸公園の桜🌸 青天（そら）もとめ 見上げる僕と 淡き君 陽ざしあらわれ 僕等に告げる 「霞む春 これが貴方の 姿だと」 舞い降る桜 歌かえす僕 東京 新宿区戸山公園🌸 君の手を 離さず歩く 春の道 桜導く 信じる未来（さき）へ まだフォト、短歌が残っています🌸🖊 今はここまでで。 皆さんへ癒しとなれば。

何故か文字の大きさが元に戻って一安心です👌 上記のように「みんなで選ぶフォト短歌展in・すかがわ」を５月に開催いたします。 コンテストではありませんが、せっかく応募して頂いたら反応が知りたいと思い、入場者から「良いね❗」を二作品選んで頂き、上位５作品をホームページにて発表させて頂きます。 (記念品はありません、ごめんなさい) 福島県の片田舎(須賀川市)の、小さな短歌会の取り組みです。 余り予算もなく高齢者ばかりの取り組みです。 どうか、皆さんご応募頂けませんでしょうか。(もちろん、私たちの作品も出します) 詳しくはホームページ「フォト短歌すかがわ」で検索して頂くと応募方法等が載っています。 ト…