「カルメン故郷に帰る」は1951年(昭和26年!)公開の、日本初の国産カラーフィルムで撮影された映画です。当時はカラーフィルム映画を「総天然色」と呼んでいたみたいで、時代を感じます。 eiga.com この映画は日本が輸入に頼っていた映画用のカラーフィルム(ポジフィルム)を初めて、富士フィルムと松竹が協力して開発した、国産カラーフィルム草創期の貴重な歴史遺産です。 当時の社名は「富士寫眞フィルム株式会社」みたいです。この富士山マークロゴは昭和のフジカカメラにはごく普通に刻印されてましたが、令和ではX100の限定モデルに刻印されてプレミア扱いされていますね。 「総天然色」と銘打っていますが、赤や…