(『ソニック3Dフリッキーアイランド』) メーカーのリソースは有限である。これはゲーム業界に限らず、現代社会における全ての会社に言えるハナシ。当然この記事を読んでいる諸君らもソレは理解しているであろう。無尽蔵にリソースを割けるメーカーなどいない。特定の作品に注力している状況では、必然的に何かしらのシリーズや作品が冷遇されているものである。 セガサターンの時代においてはこの冷遇されるポジションにいたのは、ほかでもない音速の青いハリネズミ『ソニック』であった。メガドライブ(Genesis)の時代に全米を魅了し、メガドライブで7本、ゲームギアに至ってはあの短期間で12本もリリースされたソニックだが、…