ロシアのブリヤート共和国。 その「首都」は「ウラン・ウデ」である。 ここは、バイカル湖の南東100キロ程度の位置にある。 人口40万人程度。 ロシアと言っても、シベリアは、モンゴル系もいて、ブリヤート人はまさにそうだ。 ブリヤート人は、仏教を信仰している人も多く、ここにはチベット仏教の寺院もある。 ロシア国内は、非常に「旅がしにくい」場所であり、このウラン・ウデも例外ではない。モンゴル系も多いのだが、うらぶれた雰囲気は、嫌な予感がする。 「自分の国」を持たない人々(つまり、実質的にロシア人に支配されている)の悲哀のようなものを感じる。 「モスクワ」や「サンクトペテルブルク」に行くと、しばしば見…