現代人のパンク的心性に訴えかけるもの、それがDIYである。 *** 自家製アンプの備忘録。図書館にE・クラプトンの比較的さいきんのベスト盤がおいてあり、フェンダーチャンプ―キットのコピー元のアンプ―で録音したことで名高い『いとしのレイラ』が入っていたので、借りてきて十数年ぶりに聴いてみた。たしかに、音だけなら、おなじ系統に聞こえる。ボガンボガン、ボグボグした音。 いちおう回路からキャビネットの寸法からスピーカーまでほぼ完全コピーで、ギターも往時とはちがうが本人のブラッキー―クラプトンは自身のメインギターにブラッキーという名をつけている―のレプリカで、製造から四半世紀以上は経っているので、ぜんぜ…