「調子に乗るのは若者の特権である」 ―ドクトル・クロコフスキー― *** どうやら若手はサービス残業が悪だという認識にとぼしい。たんじゅんに働きすぎている。道理で出張に行けていないわけだ。 同期に倉庫の仕事を教えるついでに、フォルダにぐちゃぐちゃにつっこんでいた書類を廃棄箱へ投げこんでいた。予想した通りのことをするので笑える。 若手なのだからあたりまえだが、つまるところ余裕がない。ギリギリになってようやくシュミレーションしたりしている。真面目というべきか遅いというべきか、わたしとおなじであまり容量がないのかもわからない。 真面目に取り組んでいても見通しが甘いので結果としてもつれやすくなる。紛れ…