主人公抜きでラスボス撃破ペコキャル!と思ったら本体はまだいた!の巻。 王女である名乗りを上げ王位簒奪者から国を取り戻す覚悟を示したペコリーヌ。 だがその前には洗脳された王宮騎士団の団長が立ち塞がり戦うことになる。 必殺技のぶつかり合いはペコリーヌが制し騎士団長の洗脳は解かれタッグを組む。 王女と騎士団長のコンビによりラスボスは撃破されキャルが解放されてハッピーエンド。 しかしそのラスボスはシャドーであり本体が登場。一転して大ピンチに陥る。 そこへ駆けつけるのが我らが主人公くん。最終回でようやく活躍の場が与えられた。 主人公くんが何もしねェなァと思っていたら最終回でようやく出番! 主人公くん抜き…
闇堕ちキャルが民の虐殺に耐え切れず助けを求めたことでペコリーヌが覚悟を決める話。 ペコリーヌはキャルに対して自分の正体を打ち明けようとしながらも出来ずにいた。 そうこうしているうちにキャルは自分のせいで死者が出たため闇落ちしてしまう。 操り人形となったキャルだがペコリーヌの抱擁と騎乗位で自我を取り戻しかける。 ユニ博士の大衆への訴えを厭ったラスボスはキャルに国民の殲滅を命じることに。 無辜の民への虐殺に耐え切れなくなったキャルはついにペコリーヌに助けを求める。 キャルからの信頼に応えるため、ついにペコリーヌは自分が王女と名乗る覚悟を決める! ペコによるユースティアナの名乗りは全国民に向けて実況…
世界の創成者が混沌の責任を感じ元凶を倒そうとするが寸での所で返り討ちに会う話。 主人公たちが冒険している世界はゲーム内セカイ。なぜか現実の記憶を忘れているぞ。 このVRMMO的なセカイでは文字通りキャラ達がロールプレイしているわけだが問題が発生。 制作者の一人がゲーム内の王国を簒奪し、国民を襲撃しては魔力を吸収し始めたのである。 その理由は制作者のキャラが壊れていたことに起因し、延命措置を図っていたのだ。 主人公たちが何度もループを繰り返してラスボスに挑んだことによりその事実が発覚。 プレイヤーを利用することに良心の呵責を感じていた別の制作者はついに討伐を決意する。 単騎突撃は成功しラスボスを…
労働集約的農業における共同作業を通して孤独な王女に人脈の結合を確信させる話。 一人で稲刈りに勤しむペコリーヌは存在忘却の呪いで孤独となった現況を噛み締める。 自分を愛してくれた国王夫妻や家臣団、王宮騎士団から個を認知されず一人ぼっち。 全てを失った王女は新しくペコリーヌの名を貰いギルドを作って居場所ができるが…… 仲間に対して秘密を抱いている後ろめたさと真実を話した時の恐怖で板挟みになっていた。 そんなペコに仲間への信頼を確信させる装置が稲作の結制度だったというワケ。 ペコがこれまで関わった仲間たちが稲刈りの「テツダイ」に来てくれるのである。 大勢で収穫をするイベントスチルは圧巻!まさにプリン…
記憶を巡るギャグ回を通して「失われた主人公の記憶の回収」と「ペコキャル」をやる話。 基本的な流れはギャグ。記憶を弄られ人格崩壊したキャラと声優の演技を楽しむ物となっている。 その一方で問題解決の為にペコキャルが2人きりでクエストに臨み思う存分ペコキャルする。 お花畑ではペコがキャルをおんぶして戯れたり、泉ではキャルがペコの髪の手入れをするのだ! そして主人公くんは記憶の精霊とのバトルを通して過去の正妻ギルドメンバーの記憶を取り戻す。 今回は美食殿メンバーと主人公くんの関係性が明確に「家族」と位置付けられたことも重要。 美食殿でペコキャルばっかりしてるのは、主人公くんとのフラグが立たないことの証…
ランドソル国の治安低下回。王宮騎士団の機能低下と国外勢力のスパイ侵入。 国内の治安を司る騎士団の機能低下は著しく、ついには団長に嫌疑が向けられる。 他方で国外勢力のスパイが侵入しており、国内の情報が垂れ流しにされていた。 そんな中、主人公くんたちは無機物を操作するスライム事件に巻き込まれる。 このスライムが団長の鎧兜を操り人々を襲っていたことが判明しボスバトルへ。 これを倒すことで騎士団は再編成され、スパイには情を湧かせることに成功した。 主人公くんバトルで何もしてねぇ。お得意のバフ能力はどうした!? 統治者を喪ったランドソル国は治安が低下しましたというお話 団長への嫌疑を覆すクリスおばさん …
ラスボスの狙いがユースティアナ(ペコ)の根源的絶望だということが明らかになる話。 キャルの指輪を媒介に空間転移を発動させぺコリーヌを玉座の前に召喚したラスボス。 その愉悦はユースティアナ(ペコ)の顔が苦痛に歪むことであり傷口に塩を塗って弄ぶ。 アニコネ1期でペコ達を見逃したのも、より深い絶望を与えるためであったことが判明。 今回もまたぺコリーヌが闘志を折らなかったため見逃されることとなる。 それ故、ペコが本当の意味で絶望しない限りは負けとならないのだが…… そうするとラスボスバトルまでは辿り着けるが、主人公がペコを庇い死亡してしまうのである。 ぺコリーヌはここで根源的絶望に陥り、ラスボスの目論…
ラスボスを倒すための周回プレイという構造にラスボス自身が気づき、その構造を破壊しようとする話? アニコネはラスボスが強すぎるため何回周回を重ねても敗北エンドであることが提示されてきました。 強すぎるラスボスを周回して倒すというのはよくあるパターンなので独自性を出すには工夫が必要。 そんなわけでアニコネの場合はラスボスが周回の構造に気付きかけているような演出がなされました。 冒頭ではスペック最強キャラたちで編成しても敗北している主人公くんの図が挿入されました。 内容の方では世界の構成原理を司るキャラが襲われ、さらにはペコ(ユースティアナ)が狙われます。 このことから考えると、ラスボスがループ構造…
『それ散る』&『俺つば』で社会的評価の高い王雀孫先生が手掛けるユニちゃんズ回。 物語全体の位置づけとしては作品世界が虚構で欺瞞であることの伏線となっている。 それでもユニちゃんが抹消されず泳がされているのは真理を暴こうとしないから。 知る事そのものがユニちゃんの行動原理であるため記憶操作に留められたというオチ。 今回セカイが欺瞞だと気づいたペコリーヌがこれからどう動くかの起点となっている。 脚本には王雀孫構文が散りばめられておりユニちゃんの台詞回しを聞いた時には泣いた。 優秀なノベルゲーのシナリオライターがソシャゲに流れてしまうという真実 王雀孫先生のクレジットを無事確認 王雀孫先生による「な…