突然ですが、アニメ界の自分史男と言えば、ムーミンパパです。 あの人は、家事を奥さんに押し付けて働きもせず、いつ終わるとも知れぬ自分史づくりに励んでいますが、意外に書くことがないのか、中身を補わんがために中途で冒険に出たりする始末。それはそれでいいんですけど、その自分史、一体いつ書き終わるの?というのは、みなさん疑問に思ったはずです。私だけではありますまい。自分史を書き始めたものの、途中で挫折してしまう人は少なくありません。書き出しは勢いよく進んだのに、気づけば放置状態──。 その原因は、大きく分けて3つあります。 1. ボリュームを決めていない 「一冊の本にしよう」と決めたものの、具体的なペー…