プロトコル・オブ・ヒューマニティ 作者:長谷 敏司 早川書房 Amazon 『プロトコル・オブ・ヒューマニティ』長谷敏司著を読む。 あれはパラリンピックの開会式か、閉会式か、忘れてしまったが、義足のダンサーが登場して素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。 コンテンポラリーダンサーの護堂恒明はオートバイ事故で右足を失う。幻肢に襲われるなど肉体的にも辛かったが、ダンサーとして踊れなくなった喪失感の方が強かった。 しかし最先端のAI制御による義足を装着することで再起を決意する。恒明に最先端の義足を付けてダンスしてもらうことで義足の進化を狙う。さらにAI義足の開発企業でもあるダンスカンパニーからロボ…