『ハワイのプエルトリカン・ミュージック』(スミソニアン・フォークウェイズ・レコーズ、1985年) *** またしても県立図書館である。このスミソニアンのシリーズはおもしろいのでついつい聞いてしまう。 ハワイの歴史をたどっていくと移民につながって、日本から官約移民があったり、ポルトガルからはいったり―このときにブラギーニャという楽器がはいって、これがウクレレの原型だそうである―しているが、プエルトリコからもきていたらしい。 CDのライナーによれば、1900年から1901年にかけて、5,000人という大規模な移民があったのだそうだ。サトウキビ産業に従事する人手がたりなかったためだという。以降、プエ…