以前このブログでも紹介した湯山玲子さんが書かれている「ベルばら手帖」から再度考えます。この本は、ベルばらをオトナ読みするという趣旨の本です。 この本の中では、漫画「大奥」を描いたよしながふみさんが、アンドレがオスカルに愛の告白をしたシーンは、アンドレがオスカルを衝動的に抱こうとして、失敗したという表現をしています。 そして、「ふつうはこんなことをされたら、二人の関係は終わりになるが、アンドレが謝ると、オスカルはあっさり許してあげている、オスカルは心が広い」と書いています。 この意見は、私が捉えているニュアンスとは、少し違うかなと思うところもありますが、敢えてそうだったと仮定して、再度考えてみま…