あれは俺がまだ10歳か11歳の頃だったろう? 夏の商店会での夜店に家族で出かけた時、カメラ店のショーウインドウにひと際目立つ存在の中判カメラが有った。 黒光りするボディに意表を突く木製グリップ、その姿が今でも鮮明に焼き付いている。 ペンタック 6×7、現在風には「バケペン」と言うらしい。 ゴールデンウイークにも伯備線(本当はもうとっくに記事として掲載予定なのですが) の撮影をしてきましたが、美しい新緑や水を張って間もない田んぼ等周りの景色を生かした風景鉄道写真と言える撮り方が多くなりました。 そこで問題になるのが、フィルム撮影での画素不足(フィルムの粒状性が足らない)を意識するようになった事と…