映画「藁にもすがる獣たち」(2020)は、10億ウォンの入ったボストンバッグを巡り、登場人物たちの欲望が複雑に絡み合う群像劇。まったく別々に見えた男女の人生がつながっていくクライム・サスペンス。原作は日本の作家・曽根圭介の同名小説。 最終的には欲望に翻弄された悪党たちが全員破滅し、物語の結末では大金が渡った人物が皮肉にも…だったという因果応報が描かれる(※)。 しかも映画では、時系列の順番が崩れていて、やや混乱するが、時系列がわかると、ああそうだったのかと最後につながっていきスッキリする。 カバンの中身に驚くジュンマン 主要人物は全員が「お金さえあれば、今の人生から脱出できる」という状況。 タ…