「日本戦争経済史」は日本のことが書いてありました。そこで、アメリカのことが書いてあるという「戦争の経済学」も読んでみました。 こちらは、経済学の入門書として、大学の講義の副読本としても使えるような構成で書かれています。例えば、各章の最後に要点のまとめ、その章のキーワード、設問があります。難しそうな話ですが平易な言葉で書かれており、わかりやすかったです。 第一部は、アメリカの失業者が言った「アメリカ経済のためにも、ここらでガツンと戦争を!」という言葉から始まっています。戦争が起こると景気が良くなるという意味のようです。それは本当か?ということ書かれています。日本でも第一次大戦の時は成金が増えまし…