id:wlj-Friday 翻訳家、評論家。 東京大学SF研究会時代に、柳下毅一郎と共にウイリアム・バロウズについての研究本を作成。 その後、バロウズの本を多数翻訳し、過激な筆致の後書きで注目を集める。 現在は大手シンクタンクに勤務し、地域開発やODA関連調査のかたわら、翻訳、執筆活動を行なう。
おはようございます。 読書がライフワークになっている 医療業界のコンサルタント ジーネット株式会社の小野勝広です。 物事を知るというのは 本当に大事だなと思っておりまして、 昨今ですと たまたま見たyoutubeに感化されて それを妄信して まるで自分が編み出したかのように 情報発信をする人がいますよね。 それが正しいのか、誤りなのか、 そのチェックは全くせずに 自分が正しいと思えば 確実に正しいのだというような風潮が ますます強くなるばかりです。 歴史好きの私としては 昭和の戦争に突入する時の状況に かなり似通っているのではないかと 若干の恐怖を覚えるのですが そういう人って完全に無意識なの…
貧乏人の経済学 もう一度貧困問題を根っこから考えるA・V・バナジー(Abhijit V. Banerjee)E・デュフロ(Esther Duflo)山形浩生 訳みすず書房 2012年4月2日 第1刷発行2012年5月18日 第2刷発行Poor Economics: A Radical Rethinking of the Way to Fight Global Poverty(2011) 慎泰俊さんの『世界の貧困に挑む』の中で、「一読の価値ある名著」と出てきた本。気になったので、図書館で借りて読んでみた。 megureca.hatenablog.com 370ページに参考文献、索引のついた、結構…
資本主義が人類最高の発明であるグローバル化と自由市場が私たちを救う理由ヨハン・ノルベリ山形浩生 訳ニューズピックス2024年9月30日 第1刷発行THE CAPITALIST MANIFESTOWHY THE GLOBAL FREE MARKET WILL SAVE THE WORLD (2023) 2024年12月7日 の日経新聞の書評で紹介されていた本。記事では、 ”米国ではトランプ政権の復活が決まり、中国の他、多くの先進国への関税引き上げを公約した。反グローバリズムの高まりには、政府の市場介入を尊ぶ左派だけでなく、右派のナショナリズムも加わっている。日本でも、「新自由主義で格差拡大」とい…
経済学で有名なケインズが第一次世界大戦後のドイツの賠償責任を決めるヴェルサイユ条約の締結に関して官僚として現場で見たことの暴露本になります。 www.youtube.com ケインズは四巨頭の会談やドイツに対する膨大な賠償責任に対してブチギレその場で辞表を叩きつけイギリスへ帰国し本書を執筆するような流れでした。 賠償責任はフランスがドイツが立ち直れないように経済的にも困窮させてドイツが支払い能力がないレベルの要求を行い、ケインズはドイツがヨーロッパでの工業化にどれほど重要な役割を果たしておりそこを痛めつけることでヨーロッパの衰退やドイツでの復讐心からのナショナリズム台頭を危惧していました。 ド…
・亀田俊和氏の勤務先への抗議などは、絶対にやめて下さい。宜しくお願い致します。 ・初めて当エントリーを読まれる方は、亀田俊和 - Wikipediaの他、以下の「呉座勇一事件(呉座騒動)」に関する記事などの、ご一読をお勧め致します。 kensyoiinkai.hatenablog.com kensyoiinkai.hatenablog.com kensyoiinkai.hatenablog.com kensyoiinkai.hatenablog.com ・当ブログへのご意見、ご感想及び情報提供などにつきましては、下記のメールアドレスまでご連絡下さい。場合によっては、謝礼等も前向きに検討致します…
画像の転載、複製、改変等は禁止します。 本記事およびイラストは https://ameblo.jp/0831nuko/ および https://nukobook.com/ で掲載されているものです。 上記以外で記事やイラストを掲載しているサイトがありましたら、ご一報いただけますと幸いです。転載や引用につきましてはご連絡ください。 『動物農場〔新訳版〕』 ジョージ・オーウェル (著), 水戸部功 (イラスト), 山形浩生 (翻訳) ハヤカワepi文庫 メイナー農場の動物たちは飲んだくれ農場主ジョーンズをお言い出し、農場を自分たちのものとした。すべての動物は平等であるという理念のもと優れた頭脳を持…
「日本戦争経済史」は日本のことが書いてありました。そこで、アメリカのことが書いてあるという「戦争の経済学」も読んでみました。 こちらは、経済学の入門書として、大学の講義の副読本としても使えるような構成で書かれています。例えば、各章の最後に要点のまとめ、その章のキーワード、設問があります。難しそうな話ですが平易な言葉で書かれており、わかりやすかったです。 第一部は、アメリカの失業者が言った「アメリカ経済のためにも、ここらでガツンと戦争を!」という言葉から始まっています。戦争が起こると景気が良くなるという意味のようです。それは本当か?ということ書かれています。日本でも第一次大戦の時は成金が増えまし…
こんにちは、かっぱのおじさんです。 オープンソースとして kmbasic2000 を開発しています。今は一通りメイクがすんだので、ノートに書き散らしたメモを元に、取説とテスト用のドキュメントを整備しています。私はこれまで、自分のことを技術者とは思っていませんでしたが、56歳を折り目に疑心暗鬼ながらおそるおそる自分のことを技術者ととして自認することにしました。これは戒めです。残りの人生においてアマチュアリズムが私をダメにしないように、自分は技術者だと言い聞かせているのです。今現在の日本人の技術者たちをとりまく環境(個人主義、勝手主義)に対する宣戦布告でもありますが。※※※私とオープンソース開発者…
コンビニの三角おにぎりの、海苔を巻く方式は、いまはほぼ完全に統一されているけれど、昔はてっぺんちぎって薄いビニールを一気に抜く方式とか、海苔のビニールはがしておにぎりを転がす方式とか、いろいろ試行錯誤が収斂していったように記憶している。だれかその進化の歴史を記録していないものか。— Hiroo Yamagata (@hiyori13) October 5, 2021 初期の海苔が湿気ないおにぎりの特許は一般のお惣菜屋さんが持っており、莫大なパテント料で製造メーカーが軽減をお願いすることもあった。特許に引っ掛からないように各メーカーが色々と試行錯誤した結果が今の方式なんだろう。— てつあん MT…
ジョージ・オーウェル著の小説「動物農場|新訳版」(山形浩生 訳/早川書房)を読みました。1945年発行の本作は、オーウェルが書いたディストピア小説の傑作「一九八四年」と並ぶ、もうひとつの代表作であり、権力構造に対する痛烈な批判を風刺した世界的な名作です。「動物農場」が発行されたのは「一九八四年」の前年。「一九八四年」の骨格になっているのがよくわかる作品です。 動物たちの話と見せかけて、やってることは人間と同じ。本編155ページというコンパクトさで、読みやすく分かりやすいですが、内容は大人向けの重いものです。私の好み的に、タイトルだけ見ると、読まずにスルーしてしまいそうな本作ですが、「読んで良か…