本来なら紹介書籍の具体的な内容の記載は、控えたいのですが、「思い」を補足する基礎情報として必要だけ思いましたので、「7つの思考法」について簡単に説明します。 第1は、「目標を変える」。経済学は70年以上にわたって、国内総生産(GDP)を前進の指標とすることに固執してきた。所得や富の極端な不平等も、生活環境の前例のない破壊もその固執のなかで黙認された。 →21世紀はGDPよりはるかに大きな目標を必要としている。それはこの惑星の限りある資源の範囲内で、すべての人が人間的な生活を営めるようにするという目標だ。わたしたちは果てしないGDPの成長をめざすのでなく、バランスの取れた繁栄の道を探るべきときに…