今日は、「しっかり考える」ということの本質について、自分なりに思うことや感じることを、整理しておこうと思う。 尚、今回は誰かに向けた苦言というより、自分自身に対する“備忘録”──つまり反省の言葉として記録しておきたい。 ちょうど今は定期テストの結果が返ってくるタイミングであり、もちろん全体としては成果が出ている教科や生徒が多かった印象だ。 しかし一方で、40点台、下手をすれば30点台後半という点数の答案にもいくつか出会うこととなった。この水準の成績を目にすると、僕は正直、かなり戸惑ってしまう。 というのも、自分自身がそのスコア帯を取った経験がほとんどなく、いわば自分の中に具体的体験が存在しない…