ベスト3 雑評 読んだ本リスト 今年読んだ本は37本 ベスト3 1. ワセダ三畳青春期 高野さんといえば奇異な体験をするルポルタージュの印象だが、この本はそうではなく、高野さん版トキワ荘物語。といった感じ。 青春期でしか味わえない生活がそこにあって、笑いながらほっこりできる。また、最後は確実に青春期の終わりを告げていてちょっぴり切ないような寂しいような気持ちになる。 「まんが道」のように、これからも時折読み返したくなる作品。2. ピョンヤンの夏休み 柳美里が実際にピョンヤンを複数回に渡って訪れた時のエピソードをまとめた本。 柳美里さんの作品はどれも、いかにただ生きていくということがハードゲーム…