ブルース文献ばなしの経過。 krokovski1868.hateblo.jp あれから『Big Bill Blues』をチビチビ読んでいる。書きものというより語りものなので読みやすい。 いわゆる黒人英語で書かれているが、マイルス・デイヴィスの自叙伝などよりはるかにわかりやすい。ボリュームもすくないので気らくである。自作の歌詞の解説もあり、演奏する役に立つという意味で、もっておいて損はないとおもう。 つまるところ、研究者が構築した歴史観を読むよりは、ブルースマンたちの声を聞くほうがおもしろい。もっとも、ブルースマンのことだから、それも額面どおりにうけとるわけにいかない。はなし半分くらいでちょうど…