マットヒューズポジションは、総合格闘技の技のひとつ。
いわゆる柔道の横四方固めの体勢から、自分の足や腕を使って相手の両腕を固定。
そこから、相手の頭に近いほうに位置する自分の腕をフリーにして肘やパウンドで相手の頭部を攻撃する。(ルール上、肘での打撃OKかどうかで攻めのパターンが換わることも多い。)
UFCの元王者、マット・ヒューズが好んで使ったためこの名前がついた。
だが、アメリカでは別の選手、イヴァン・サラベリーもよく使ったため、「サラベリー」という名称のほうが通じやすいとも言われる。
UFCではほか、ジョン・ジョーンズなどもこの技を使って勝利している。
日本の選手では「磔(はりつけ)」と呼ぶ人もいる。
日本の試合でこのポジションからの打撃で勝利した選手として中村K太郎(2010年SRC、和田拓也戦)、佐々木亮太(2010年パンクラス、斎藤良戦)、菊田早苗(2010年DEEP,キム・イサク戦)、Dj.taiki(2012年DEEP、中村優作戦)などがいる。
佐々木選手の例(GBRから)
http://gbring.com/sokuho/result/result2010_11/1103_pancrase_02