そのため、日本ではメディアの教育と言えばもっぱら「どうやって有害な情報から身を守るか」が重視されているように思われます。これに対して、スウェーデンの教科書では「どうやって有益な情報を発信できるか」が重視されています。そして、その先にあるのは、メディアが「民主制の道具」であるという発想です。(ヨーラン・スバネリッド 著、鈴木賢志+明治大学国際日本学部鈴木ゼミ 編訳『スウェーデンの小学校社会科の教科書を読む』新評論、2016) こんにちは。エアコンの効きの悪い教室でマスクを付けながら話したり聞いたり動いたりしていると、頭の中が日向のアイスクリームのようになっていきます。暑さの厳しいところからは偉人…