フチガミ先生が、マーティン・エドワーズのミステリ史研究の大著 The Life of Crime を国書刊行会から今年刊行の予定、とのこと。 "エドワーズ氏の研究書としては、我が国では『黄金時代の探偵小説』が紹介されて評判となりましたが、The Life of Crime は、ミステリの黎明期から今日に至るまでのミステリ史の発展を、英語圏やフランス、ドイツ、スカンジナヴィアなどのヨーロッパ大陸はもとより、アジアや南米など、より幅広い国際的視野にまで広げて描き出した大著です。"(Webサイト海外クラシック・ミステリ探訪記」より) 私はずっと、なぜ英米がミステリというジャンルで際立ってトップランナ…