Kindle Unlimitedのオススメに、いわゆるラノベ系ではなさそうなレーベルの小説が出ていたので、読んでみたら、当たりだった。 萩原規子「空色勾玉」徳間文庫 空色勾玉 「勾玉」シリーズ (徳間文庫) 作者:荻原規子 徳間書店 Amazon 萩原規子作品を読むのは、たぶん初めてだと思う。「西の善き魔女」など、気になるタイトルはあったけど、そのうち読もうと思いながら、何年もたってしまった。 本作は日本の神話をベースにした、ファンタジー作品。1988年に刊行されたとのこと。 1988年当時、私はまだ学生で(大学院の博士課程の入試に落っこちて、バイトしながら研究生をしていた…)、海外のSFやフ…