モスリンとは 日本ではウール(毛)などの単糸で平織した薄地の織物の事を指します。略してモスとか、別名メリンス 唐縮緬(トウチリメン)とも呼ばれるようです。漢字の当て字は「毛斯綸」のようです。
アクリルで作られると アクリル・モス(アクリル・モスリン)、ウール(毛)で作られると 本モスリン、コットン(綿)で作られると 綿モスリンと区別する場合もありますが、日本では アクリルとウール以外 あまり見かけないようです。
初回投稿日:2018年12月26日 最終更新日:2020年11月23日 夏は浴衣、冬はウール着物を、子供のために手作りしています。 冬の子供着物はタートルネックなどの上に着てもよいですが、襦袢があれば、半襟のおしゃれなども楽しめます。 身頃に晒(さらし)などを使って【うそつき襦袢】にすれば、簡単に手作りできますよ! もくじ 襦袢の種類 襦袢の袖について 襦袢生地 完成画像 襦袢の種類 「襦袢」には以下のようなものがあります。 長襦袢 うそつき襦袢(半襦袢+裾除け)=二部式襦袢 子供の襦袢を手作りするなら、【半襦袢】がおすすめ! 通常の半襦袢は、胴部分に【晒(さらし)】を使用しますが、【綿ネル】…
「モスリン」をご存じでしょうか? ちょっと古い小説などで、「メリンス」と書かれたりもします。 中学か高校の国語の教科書に出てきたのを覚えているのが、田山花袋『田舎教師』の冒頭部分です。何となく読んだことがあるという方も多いのではないでしょうか? 四里の道は長かった。その間に青縞(あおじま)の市(いち)のたつ羽生(はにゅう)の町があった。田圃(たんぼ)にはげんげが咲き、豪家(ごうか)の垣からは八重桜が散りこぼれた。赤い蹴出(けだ)しを出した田舎(いなか)の姐(ねえ)さんがおりおり通った。 羽生からは車に乗った。母親が徹夜(てつや)して縫ってくれた木綿(もめん)の三紋(みつもん)の羽織に新調のメリ…