四半世紀固定化されたスタジオ空間と「白いノースリーブ」の記号(イメージ) プロローグ 25年間、スタジオから「袖」が消えた理由 朝の情報番組をつけると、画面中央に立つ女性アナウンサーの多くは、二の腕を露出したノースリーブの衣装を着ている。季節が変わっても、そのシルエットはほとんど動かない。胸元や首元はきっちり隠すコンサバなデザインでありながら、肩から二の腕にかけてだけが、なぜか毎日露出されている。この光景は、日本のテレビ視聴者にとってすっかり「見慣れた風景」になっているが、よく考えると奇妙だ。服は本来、時代の空気に応じてシルエットを変えていく流動的なものなのに、この一角だけが約25年間、ほ…