夕空にひろがっている紅の雲を仰ぎ見ると、 皆が一様に「あー」と、感歎の声を放った 冒頭は文豪・谷崎潤一郎の「細雪」。その中で、お気に入りだった平安神宮のヤエベニシダレを「紅の雲」と表現しています。 で、写真は、植物園のヤエベニシダレ(八重紅枝垂)。4/17の撮影です。 しなやかな枝先に咲く、濃いめのピンク色が優雅ですね。花びらは10~20枚と多く、ガクがツボ型にふくらんでいるのが特徴です。 ヤエベニシダレでも早咲きのタイプと遅咲きタイプがあるようです。水墨美術館ではソメイヨシノより早く咲いてました。 2枚目以降のレンズは、Nikon Ai AF DC-Nikkor 135mm F2D で開放 …