ボルジア家風雲録 下 智将チェーザレの激闘 アレクサンドル・デュマ 著 吉田良子 訳 イースト・プレス 発行 2013年8月15日 第一刷発行 下巻では、フィレンツェに神聖政治をしいたサヴァナローラとアレッサンドロ6世との争いからはじまる。 ローマからのリモートコントロール及び、フィレンツェでの内紛で敗れるサヴォナローラ 各地の政敵を滅ぼし、好き放題する教皇とチェーザレ。もちろん物語なので誇張されたものの多い そんな権力の絶頂のさなか、敵に飲ませるはずだった毒薬を教皇、チェーザレ共に飲んでしまい、教皇は死亡、チェーザレの重い後遺症に苦しめられる。 (塩野先生の本では、毒薬ではなく、マラリアあた…