ヨガの本質に触れる ヨガの本質に触れる ― 真の「自己」との出会い ヨガは「ポーズ」ではなく「生き方」 中級者までのヨガでは、アーサナ(ポーズ)、呼吸法、瞑想を通して、心と体の調和を図ることが中心でした。しかし、上級者にとってヨガは単なる健康法ではありません。本来のヨガとは、「自分とは何か?」を問い続ける、深い自己探求の道なのです。 現代ではヨガはしばしば“柔軟性を高めるエクササイズ”として捉えられがちですが、本質はそこにはありません。ヨガは、「生き方」そのものを指す、壮大な哲学的実践です。 ヨガ・スートラが示す「ヨガの8段階」 インドの哲学者パタンジャリによってまとめられた『ヨガ・スートラ』…