eight8eight_888 さんのブログに触発されて小林秀雄訳で読みました。フランスの詩集といえば青春時代に上田敏訳の「ヴェルレーヌ詩集」くらいしか読んだことがない。今回「地獄の季節」を読んだらこれはとんでもない辛口でアブサンを直に呑んだような・・知らんけど。これに比べたらヴェルレーヌの詩はあんこ餅に砂糖をまぶしたような大甘口であります。 えらい本借りてしもうた、と半ば後悔しながら、まずは拒絶反応をすこしでも和らげるために,巻末の「あとがき」「解説」各編に目を通す。ここには若き小林センセ(30歳ごろ)の対ランボオ格闘記?も綴られている。本編を読めば想像できるのですが、一行、一語ごとに頭かき…