ラーラ・ブレスコットの「あの本は読まれているか。」を読んだ。 「あの本」は、パステルナークの「ドクトル ジバコ」 ドクトル・ジバゴ - Wikipedia 共産主義革命が起きた時代を描いているので、当時のソ連の国情に合わず、発禁になったドクトル ジバゴをパステルナークがイタリアで出版。 18か国に翻訳されて、ノーベル賞受賞が決まったが、国情に合わないと受賞の辞退をせまる、ソ連政府。 パステルナークの、圧迫された生活と、「ドクトル ジバゴ」をソ連に持ち込み、「共産主義は、よくない制度」だと、ソ連国民にしらせようとするアメリカCIA。 CIAのタイピストであった女性、イリーナの裏の仕事と、パステル…