千束生存セカイ系エンド「それが私の全部。世界がどうとか知らんわ」。 ホスピスの少女が自己の死に際して自分と周囲の人間関係を大切にしたという話。 ちさたきを始めとする千束と周囲の関係性に主眼が置かれ後の全ては舞台装置に過ぎない。 最後はおじさん達の活躍により千束は死を免れたし、爆破テロも単なる花火というオチ。 (父親的存在に生かして貰ったのでありその生でさえヒロインが自ら掴み取ったものではない) 死に至る少女を利用してその生き様(実存)を描いたのに結局死なせず主題崩壊というパターン。 近年の作品は死という有限性によるカタストロフを陳腐化させるエンドが多くなった感がある。 ゼロ年代は割とヒロイン死…