少し前の話です。2/7 IMF(国際通貨基金)は日本の財政状況に対する危機感を表明した。この内容は新聞紙上にこっそり乗っていたが、多くの国民はそのメッセージに共感したのではないだろうか。いくつかそのポイントを紹介したい。 ・政権与党が衆院で少数与党になり、そのために財政悪化が進むことを懸念する。それは野党が国民に対し、例えば国民民主党の公約である「103万円の壁」を引き上げる公約を実現するための政策転換を与党に迫っているが、それを頭から否定できず(来年度予算案が衆院を通過しなくなる)落としどころを探っているが、その財源があるわけではない。即ち、野党のリップサービスに真摯に耳を傾けざるを得ない状…