1976年にはこんなものも出ていました。当時イエスのキーボーディストであり、同時にA&Mレコードとソロ契約もしていたリック・ウエイクマンのノー・アースリー・コネクションです。面白いくらいコテコテのプログレです! 前作までのオーケストラとの共演路線をやめ、イングリッシュ・ロック・アンサンブルを組んで1976年1月から3月にかけてフランスで録音されたアルバムです。 冒頭の組曲「転生」は、アーサー王の手法を上手い具合にロックバンドの中で消化して古典の合唱団をロックに自然に融合させた面白い曲です。当時やりたかったことの完成形ではないかと思います。 LP時代はサイド1からサイド2まで続いていまして、なか…