ゲルマン民族が1〜2世紀ごろから用い始めた独自の表音文字。ギリシャ文字やローマ字の影響を受けており、24文字で構成される(8世紀以降北欧圏で使用された北欧ルーン文字は16文字)。個別の文字をルーンと呼び、主に碑文等に残されているほか、ローマ字を使用し始めてからも古代英語の表記などに用いられた。また、アイスランド語では現在も第3ルーンが用いられている。
魔術的な力を持っているといわれ、占い等に用いられるほか、ファンタジー要素を持ったゲームやライトノベルにもしばしば登場する。また、ナチス・ドイツの親衛隊(SS)のロゴにもローマ字のsにあたるルーンが用いられていた(http://www.diggerhistory.info/images/posters/poster-waffen-ss.jpg)。