4.0 ネットフリックスでPaddleton(2019)という映画を見たことがある。マーク・デュプラスとレイ・ロマノがでていて、末期がんのデュプラスが安楽死するのを、ロマノが看取るという話だった。 副題がA Comedy of Dramatic Proportionとなっていて死ぬ話が軽やかに描かれる。そのレビューにこう書いた。 『比較する脈略はないのだが、分かり易くするために比較すると、日本映画にこんな大人な脚本はない。ライフスタイルが違うからというより、やはり達観の度合いが違うからだと、個人的には思う。邦画には死がドラマチックに描かれない立地はあり得ない。 ただし映画全般と比べてもPadd…