"燻製鰊(red herring)"のこと。一般には「人の注意を他に逸らすもの」。 小説(主にミステリ・サスペンス)で、読者の注意を真相から逸らすために書かれる偽の手がかり。 燻製にしたニシンの臭いが強烈で、猟犬の鼻も迷わせるほどだということからきた表現。古くからある用法で、例えば1782年3月の英国議会での演説で使われている。
Red Herring。 シリコンバレーのハイテク業界専門誌。一度廃刊になるものの、復刊。創立者はトニー・パーキンス氏(Tony Perkins)。
ニシンは処理によって名前が付いたものがあります。その名が「レッドヘリング」と言い、14世紀のブリテン島東部、グレート・ヤーマス(英: Great Yarmouth)で生産され始めたという史実が残っているようです。 ニシンはよく洗って後、半月ほど塩に漬けられ燻製にされ、貴重な食糧と輸出商品となったわけです。 アガサクリスティーの名作、“そして誰もいなくなった”では次のように使われています。 『4人のインディアンが海に出かけた。1人が燻製のニシンに飲まれて3人になった。 』 『Four little soldier boys going out to sea, A red herring swal…