レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで」(2008)です。 映画は50年代のある米国の若い夫婦を描いた作品で、フランク(レオナルド・ディカプリオ)とエイブリル(ケイト・ウィンスレット)の結婚生活が悲劇的な末路を迎える物語で、色々な示唆に富んだ大変良く出来た作品になっています。 監督がサム・メンデス、「アメリカン・ビューティー」が尖がった風刺映画なのでこの映画もそんな感じだろうと身構えてましたが、結構真っ当なドラマで当てが外れましたが、真摯に造られた良い映画でした。夢想家のエイプリルがひしひしと感じる「絶望的…