原題は「Malgré-elles」(彼ら(彼女たち)にもかかわらず) 第二次世界大戦中のドイツ占領下の労働収容所とレーベンスボルンが舞台 レーベンスボルン「Lebensborn」(生命の泉 )とは、ナチ親衛隊(SS)が ドイツ民族の人口増加と「純血性」の確保を目的とした女性福祉施設のこと ユダヤ人絶滅のための強制収容所とは対照をなす アーリア人増殖のため未婚女性にアーリア人の子を出産させたり 養子仲介などを行った収容所のこと ひ孫が誕生することになり、妊娠中の孫娘に記録のためにと 戦争時代の経験を語り聞かせている祖母 それは第二次世界大戦中のナチスドイツによるフランス占領中 アルザス人の少女た…