節季は清明。「清浄名潔」という言葉を訳した晩春を表わす季語だという。 空気が澄み、花が咲き乱れる美しい季節。沖縄では「清明祭」(シーミー)が行われ先祖の墓の前で歌い踊って楽しく過ごす。 5日から初候「玄鳥至(つばめ、いたる)」、次候「鴻雁北(こうがん、かえる)」は10日から、末候「虹始見(にじ、はじめてあらわる)」は15日から。 南国からツバメが海を渡ってきて、ガンはシベリアへ帰っていく。空気が潤ってきれいな虹も見られるようになる。・・・・・・ 畑が黄色に染まっている。アブラナ科の仲間が花をつけたからだ。 私が見た範囲では、小松菜、芥子菜、のらぼう菜(江戸東京野菜)、水菜、大根、蕪、ブロッコリ…