10月の初めから色丹島を訪問していた医療・教育ボランティア「ロシアの国境」の医師たち13人が10間の滞在中、クラボザボツコエ(穴澗)の南クリル地区中央病院の分院を拠点に、2,055人の患者に対して無料診察を行った。島内に水産工場を持つギドロストロイグループと聖アンドリュー財団(モスクワ)が組織し、2007年から択捉島で始まり、色丹島で行われるのは3度目。島での活動中、国後島と択捉島を結ぶ海底ケーブルが断線し、色丹島が世界から切り離されるアクシデントに見舞われた。色丹島には軍人や観光客を含めて約5,000人が住んでいるが、今回の遠征で医師たちは昨年より11%多い2,055人を診察した。期間中、病…