長らく休眠していた出版のプロジェクトが、春分の目覚めと共に動き出した。 出版の企画そのもののきっかけは、モレスキンノートにイラストとともに書き綴ってきた私の料理ノート。とある編集者さんがその絵を見て、ビビビっときたのだ。 私は10代の頃密かに思っていたのだ、本をたくさん出してる人になりたい、って。その思いが長い時を経て、いよいよ叶えられることになる。 素直に、嬉しい。 当初は田舎暮らし、古民家カフェの日々のことを織り交ぜながらレシピ本にまとめていこう、ということで話がまとまったのだが、休眠から目覚めてディスカッションするうちに、主題が変わってきた。 むしろ私がねらっている本質的なことにどんどん…