関東地方も夏至の日に梅雨入りとなりました。平年よりも2週間ほど遅いそうです。 庭の草花も恵みの雨を感じているようです。 さて、今月の『高尾山報』「法の水茎」も弘法大師空海をめぐるお話です。日本の西の最果て壱岐・対馬・五島列島とお大師さまとの結びつきについて書いてみました。お読みいただけましたら幸いです。 ※ ※ 「法の水茎」144(2024年6月号) 新緑の風に愛らしく揺れていた若葉も、いつしか緑が濃くなってきました。恵みの雨を全身に受けて成長する姿に、力強い命の輝きを感じます。 五月闇おぼつかなきに時鳥 鳴くなる声のいとどはるけさ (五月雨が降るぼんやりとした闇夜に、時鳥(ホトトギス)の鳴き…