たとえば、ファーストフードでのアルバイトの元気で明るい声、それは以前の、やはり日本独自のエレベーターガールやコールセンターの応答のキレイな声の延長上にありますが、さらに近年、子供っぽくなりました。そこに、日本のアナウンサー、ナレーターの傾向をみることができます。キレイな声、ウツクシイ声なのです。 つまり、それらはビジネスとして、一線を引いた無難な声なのです。 内容を正しく伝える声、つまり、読む声であって、心が休まったり、心が動かされる、伝わる声ではありません。そこまで他の人の心に入らないようにしているのです。その代表が先述したアナウンサーです。