産地の砥部町七折地区の地名から。七折は、地元の人が参るお地蔵さんへ行く道が七つ折れた道だったことからついた名前。1900年頃から栽培され、品質の高さから「青いダイヤ」の異名を取り、高値で売買された時期もある。薄緑色から、熟度を増すにつれ黄みを帯び透き通った輝きを見せるようになる。熟度のばらつきがないことが特徴。地域の農産物を梅に、と徳島の農業試験場に相談しながら高品質の梅の栽培に取り組んできた。現在は梅酒など、さまざまな加工品も販売されている。疲労回復に役立つクエン酸などの有機酸が豊富。カルシウム、カリウム、リン、ビタミンA、B1、B2、Cを含む。種が小さくて、果肉が分厚い。食べ応えのある小梅…