芦別駅から、市街にある図書館へ向かう。 図書館が目的ではなく、敷地にあるものをちょっと見に。 かつて三井芦別炭鉱で利用されていた電車が保存されている。 ナローゲージの上の小さな列車たち。 先頭は黒い電気機関車。 その後には水色の人車。 最後尾2両は石炭を運んだ貨車。 坑内にも入る車両なので、あまり大きくない方が都合が良かったのだろう。 木の陰でよく見えないが、パンタグラフも相当低い位置にある。 狭―い車内に小さな椅子。 連結部。 製造されたのは福岡県の三井三池製作所。 小学生の背丈にも満たない小さな機関車だが90馬力を有し、30両以上を運んでいた。 採掘区域が深部化するにつれて、バッテリー電車…