三宅宅三

プロ野球スカウト。毎日オリオンズの選手・コーチ。
右投右打、ポジションは一塁手・外野手。背番号は27番。

1921年2月22日生まれ。岡山県出身。
元は砲丸投げの選手。玉島中学時代に全国優勝。その後明治大学に進学。

卒業後、家業を手伝いながら倉敷工業の監督に就任。1949年、甲子園に出場しベスト4進出。

1950年、毎日球団創設時、オープン戦で倉敷に来た際にテストを受け入団。

一塁手の定位置を掴み、4番打者として活躍。

1955年、榎本喜八の入団後は外野手に転向。

1957年、現役引退。

1958年、打撃コーチに就任。

1967年、フロント入りし、スコアラーとなる。

1974年、ロッテオリオンズのスカウトに就任。
落合博満、水上善雄、高沢秀昭、西村徳文など、1980年代のオリオンズを支える名選手を獲得した。

また、1981年には、台湾球界の名投手であった、李宗源と養子縁組、「三宅宗源」して入団させた。

1987年、落合と共に中日ドラゴンズに移籍。

1996年、退団。

その後は東京都に在住。地元の野球振興に尽力した。

2006年4月16日、呼吸器不全のため逝去。

日本プロ野球界を代表する名スカウトである。