ひと昔前のこと、京都の畏友から「御目出糖」なる蒸し菓子をいただいた。 ダジャレみたいな菓銘だな、と思いながら「蒸物製」(つまり蒸し菓子)という表記に歴史を感じながらもさほど期待せずに食べたら、これがビックリの味わいだった。 一瞬、お赤飯をイメージするような外見だが、とんでもハップン(死語だよ)、こしあんと米粉(上新粉)+餅粉(上南粉)をそぼろ状にしてから蜜漬けした大納言あずきを散りばめ、蒸し上げた、すごい歴史を持つ一級品だとわかった。 究極のもっちり食感、絶妙なこしあんの入り・・・オーバーではなくひれ伏したくなる美味さだった(汗)。 syukan-anko.hatenablog.jp 萬年堂本…