三略は、中国の代表的兵法書で、武経七書のひとつ。 『軍讖(ぐんしん)』『軍勢(ぐんせい)』という伝説上の兵法書からの引用が多数あり、太公望が書いた物を黄石公が選定したという言い伝えがある。著者・成立年は不詳。六韜と合わせて「韜略」呼ばれることがある。 六韜に比べると、より抽象的で俯瞰的な政治・軍事論が語られている。
の三巻から成る。「柔よく剛を制す」は、三略が元である。
依頼「〇〇」を求めてメモ 依頼:「司馬法」を求めて(李典) 依頼「深山草」を求めて(龐統) 依頼「三略」を求めて(荀彧) 依頼「礼記」を求めて(李典) 依頼「七星廊落帯」を求めて(甄姫) 依頼「金傖小草」を求めて(元化) 依頼「六韜 第二巻」(呂蒙) 元化の依頼 武芸書くれる老人 張角の絆はこちら 関連記事 依頼「〇〇」を求めてメモ 依頼:「司馬法」を求めて(李典) 場所は徐州の北海近くの老人(報酬古銭3) 依頼「深山草」を求めて(龐統) 場所は「里(鄴:冀州)」へと続く道中(報酬古銭3) 依頼「三略」を求めて(荀彧) 許(豫州)から東に老人(報酬古銭3) 依頼「礼記」を求めて(李典) 平原(…
現在配信中の『三略』からその一部を紹介します。 《乱源》 ◆書き下し文◆軍識に曰く、吏(り)を群れして朋(とも)を党し、各(おのおの)親しき所に進み、姦枉(かんおう)を招き挙げ、仁賢を抑え挫(くじ)き、公に背きて私を立て、位の同じければ相い訕(そし)る。是を乱源と謂う。 ◆現代語訳◆ 軍識にはこのようにある。役職ある者を集めて気の合う者同士で派閥を作り、各自が親しくしているところに進み、ずるくて性根の曲がった者を招き入れて推挙し、仁賢の人を押さえつけてその行く先を挫き、皆の利益に背いて私事を立て、位が同じであればお互いに謗り合う。このようなことを乱源(乱れの源)と言う。 ◆解説◆ 現代の世の組…
定価は250円と大変お求めやすくなっております。 KindleもしくはGoogle Play Booksを読む環境のある方は、写真下のリンクよりご購入いただき、是非ともご一読ください。 ネット書店で購入する 『三略』の概要 書き下し文付きの全訳となっておりますので、 安心して読んでいただけます。 また記憶に定着しやすいように、章第に工夫を凝らしました。 「柔能く剛を制す」は『三略』から出た言葉 「柔能く剛を制す」この有名な言葉は、もともとこの『三略』にある言葉です。この言葉が有名なことからも分かるように、『三略』は『兵法武経七書』として日本でも古くから親しまれております。 内容としましては、「…